Kichijoji Art Walk（吉祥寺アートウォーク） 吉祥寺アート＆ギャラリー情報サイト 美術館、画廊、アート教室、イベント情報

平野甲賀の「描き文字99」
鳥海修の「字游工房と嵯峨本フォントプロジェクト」
大原大次郎の「もじゅうりょく」

武蔵野市立吉祥寺美術館（武蔵野市吉祥寺本町１）で現在、「モジもじ文字」が開催されている。

展覧会では、文字を使った個性的な表現を展開しているデザイナーらの試みを紹介。独特な描き文字で数多くの装丁やポスターなどを手がける平野甲賀氏。多くの書体を開発するタイプデザイン設計士・鳥海修とデザイナー・永原康史を中心に近世初期の活版印刷に使われた連綿体のフォント化を試みる「字游工房と嵯峨本フォントプロジェクト」。そして、タイポグラフィを基軸にデザインワークや映像制作も手がけ、ワークショップなど多彩に活動する大原大次郎。経歴もタイプも違う３人の文字による文字の愉しみが紹介されている

私たちが普段何気なく読み、書いている文字。そのかたち、意味、使われ方などから、改めて文字の力を考えてみては如何だろうか。

展覧会は9月9日（日）まで開催。なお入館料は100円（小学生以下・６５歳以上・障がい者の方は無料。