Kichijoji Art Walk（吉祥寺アートウォーク） 吉祥寺アート＆ギャラリー情報サイト 美術館、画廊、アート教室、イベント情報

フランス在住のアクセサリー作家、一森育郎氏の展覧会がギャラリー・ボンブラ（武蔵野市吉祥寺北町１）で現在開催されている。

一森氏は東京でインテリアデザイン､立体彫刻を学んだ後、1968年に渡仏。パリ､グラン･ゾーギュスタン通りにIKUOギャラリーショップをオープンした。1978年にはインターナショナル･パールデザインコンテストにて受賞し、ジバンシー､ラクロワ､グレ､ハナエ･モリ､カールラガーフェルド､バレンシアガなど､一流メゾンのオートクチュール､プレタポルテで活躍。現在、フランス工芸家協会唯一の日本人正会員でもある。

今回の展覧会では一森氏のブランド、IKUOのネックレス、ブローチ、リング、イヤーリングなどファッション・アクセサリーを約２００点展示。過去の人気作品はもちろん、新作である２０１２年春夏コレクションも並べられた。

IKUOの特徴は、ハンドメイド感のあるジュエリーを型取りし、全てオリジナルモチーフを一森氏が原型として作っているという点。また、アクセサリーは、透明感のあるアクリルや樹脂が用いられ軽く、金属アレルギーの人でも使用できるよう工夫がされている。

一森氏は展覧会のためパリから一時帰国し、12、13日にギャラリーボンブラに在廊する。
貴重なこの展覧会、ぜひこの機会に一度訪れてみては如何だろうか。