吉祥寺アートウォーク > News&Topics >2011.11.05 吉祥寺のギャラリーFace to Faceで陶と紙の二人展
アートニュース&トピックス
吉祥寺のギャラリーFace to Faceで『時を刻む線ー現れる面』展
無彩色の世界の中に広がる豊かな質感と表情、銀筆や色鉛筆の線の緻密な作品たち
吉祥寺のギャラリーFace to Faceで「木藤恭二郎+高島進展『時を刻む線ー現れる面』」開催
吉祥寺の「ギャラリー ・フェイス トゥ フェイス」(武蔵野市吉祥寺南町1)で、11月5日より美術家・木藤恭二郎(きとうきょうじろう)さんと高島進(たかしますすむ)さんの二人展が開催される。
木藤さんも高島さんもこれまで個展やグループ展の開催をはじめ、様々なコンペでの受賞歴を持つなど長く制作活動をしているベテラン作家だ。
木パネルに線を穿ち、 面を刻む。 白いジェッソを塗り、黒鉛を擦り込む—-。木藤さんの作品はその無彩色の世界の中に豊かな質感と表情を持っている。静謐な画面の前に佇み、白と黒のあわいからゆっくりと現れてくる像を見つめていると、それは画家が言うように「静かに呼吸をしている」かのようだ。
一方、独特な表情を持った「面」として見える高島さんの作品は、 実は銀筆や色鉛筆の線の集合だ。一定のルールを持って引かれた線は、画家の緻密な営為の結果であると同時に、あたかも描画材が意志を持って作った結晶体のようだ。
木藤さんの作品は新作を含め約10点、高島さんの作品は新作約10点を展示する。
作品展は、11月27日(日)まで。入場は無料。
木藤恭二郎+高島進展『時を刻む線ー現れる面』 詳細案内
- 日時:11月5日(土)~27日(日)
- 営業時間:13:00~19:00
- 定休日:月曜日、火曜日
- 場所:ギャラリー・フェイス トゥ フェイス
- 住所:〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-18-8
- TEL:0422-70-0885