アートニュース&トピックス
吉祥寺アートウォーク > News&Topics >2011.06.01 「Bar AOTETSU presents 葵 雋卿 書展」6/3(金)まで会期延長

アートニュース&トピックス

吉祥寺のBar AOTETSUにて開催中の「葵 雋卿(あおい・しゅんけい) 書展」

6/3(金)まで会期延長。復興支援限定メニューも

「BAR AOTETSU presents 葵 雋卿(あおい・しゅんけい) 書展」

吉祥寺のBar AOTETSU(バー アオテツ)で書家「葵雋卿(あおい・しゅんけい)」氏の個展が行われている。

宮城県の名硯『雄勝硯』(おがつすずり)を使用しているという今回の書展。
雄勝硯の産地であった雄勝町では、2011年3月11日に起こった東日本大震災によって採石場や工房重機などが流され、名硯「雄勝硯」は消滅してしまった。
しかし、浅草の書道用具専門店「宝研堂」に雄勝石の原石が奇跡的に1つだけ残っており、その原石を四代目製硯師の青柳貴史氏が今回の個展のため命を吹き込んだのだ。

作品は墨の出が良い雄勝硯の特徴を活かし、どれも優美で女性的。
バーは吉祥寺駅南口を降りて目の前、ビル3Fながら駅前の喧噪を忘れるほどに店内は非常に静かで隠れ家的な雰囲気なので、ギャラリー巡りの締めにこちらで1杯飲みながら作品鑑賞してみてはいかがだろう。

この展覧会に合わせて、東北地方の日本酒を使った「KIZUNA」「SAKURA」の2種類のカクテルをBar AOTETSUのオーナーバーテンダー粟生哲也(あおう てつや)氏が考案。作品の売上の一部を雄勝硯の復興支援金として寄付するとともに、カクテルの売上を被災地の酒店及び酒蔵への復興支援金として寄付する。
展覧会は、6月3日(金)までの開催。

「BAR AOTETSU presents 葵 雋卿(あおい・しゅんけい) 書展」詳細案内

日時:2011年4月29日(金)~6月3日(金)
営業時間:19:00〜翌3:00
定休日:水曜日
場所:BAR AOTETSU
住所:〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-11 丸善ビル3F
電話:0422-48-5776

プロフィール 葵雋卿 (アオイ シュンケイ)

大東文化大学文学部中国文学科卒。(現在 中国学科)
幼少より書家である母に書を学ぶ。
大学在学中は書道部に在籍し、卒業後6年間高校教師として書に携わる。

毎日書道展 / 東京書道会 / 青桐書会 / 書道研究朝虹会 に所属。
大学在学中より杉山聽雨(毎日書道展審査会員)に師事。
毎日書道展、東京書道会展において入選入賞多数。

Links

「BAR AOTETSU presents 葵 雋卿(あおい・しゅんけい) 書展」

「BAR AOTETSU presents 葵 雋卿 書展」

「BAR AOTETSU presents 葵 雋卿(あおい・しゅんけい) 書展」

書を眺めながらの一杯はなかなかのもの

「BAR AOTETSU presents 葵 雋卿(あおい・しゅんけい) 書展」

日本酒を使った復興支援カクテル「SAKURA」

「BAR AOTETSU presents 葵 雋卿(あおい・しゅんけい) 書展」

樽生の「ガージェリー・スタウト」も

Copyright© Metro DesignLab. All Rights Reserved.