Kichijoji Art Walk（吉祥寺アートウォーク） 吉祥寺アート＆ギャラリー情報サイト 美術館、画廊、アート教室、イベント情報

吉祥寺のギャラリー ・フェイス トゥフェイス（武蔵野市吉祥寺南町1）で9/8（土）より『「on the border」ー境界線上のリアルー　内田有＋益永梢子＋尾崎風歩　三人展』が開催される。

今回の展覧会は、ガラス鋳造作品、本を使ったオブジェ作品、写真コラージュ作品の若手作家の三人展。作家は、鋳造ガラスの技法で溶けないアイスキャンディーを作り、時間をテーマにした作品を発表する内田有さん。古書の全ページを解体し、本から読み取ったイメージをオブジェとして視覚化し再構築する益永梢子さん。そして、実在する建物や動植物を撮影し、それをコラージュし異界のジオラマを写真構成する尾崎風歩さんの三人。

タイトルの〈on the borderー境界線上のリアルー〉は、ある事象を違った視点から見るとどう見えるか？という意味が込められている。同ギャラリー代表の山本さんは「一見して楽しい、そして良く見るとダブルにもトリプルにもイメージや意味が見えて来る。そんなグループ展を意図しました」と話す。ギャラリーでは約20点の作品を展示。三者三様の重層的なテーマに取り組む作家のグループ展を堪能してみては如何だろうか。9月23日（日）まで開催。入場は無料。